長時間のデスクワークや運転で「お尻が痛い」「腰がつらい」と感じたことはありませんか？

そんな悩みを解消してくれるアイテムとして人気なのがゲルクッションです。

体圧を分散し、姿勢をサポートしてくれる優れものですが、「ただ敷くだけ」で使っていませんか？

本記事では、ゲルクッションの正しい使い方と、長く快適に使い続けるためのメンテナンス方法について詳しく解説します。

正しい知識を身につけて、クッション本来の効果を最大限引き出しましょう。

ゲルクッションの扱い方

■ ゲルクッションとは？

ゲルクッションは、主にハニカム構造の柔らかいゲル素材でできたクッションです。

その特徴は「高い体圧分散力」と「優れた通気性」にあります。長時間座っても蒸れにくく、疲れにくいのがポイントです。

■ 正しい使い方

1. 向きを確認する

　ゲルクッションには向きがあります。大半の製品は、くぼみがある方を「後ろ（お尻側）」にして設置します。間違えると、サポート力が下がるので注意しましょう。

2. 硬い面に敷いて使う

　ソファや柔らかすぎる椅子では、クッションの形が崩れやすく効果が薄れます。オフィスチェアやダイニングチェアなどしっかりとした座面に使用するのがベストです。

3. 座り方にも注意

　浅く座るのではなく、背筋を伸ばして深く腰掛けるのがポイント。骨盤が立つことで腰への負担も軽減されます。

■ メンテナンス方法

1. カバーの洗濯

　ゲルクッションにはカバーが付属していることが多く、これは定期的に洗いましょう。週に1回の洗濯がおすすめです。洗濯ネットを使えば傷みにくくなります。

2. ゲル本体の手入れ

　本体は基本的に水拭きでOK。汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めて軽く拭き取りましょう。

　直射日光に当てると劣化しやすいため、陰干しが理想です。

3. へたりのチェック

　使用頻度によっては1年程度でへたりが出てきます。座り心地が変わったと感じたら、買い替えも検討しましょう。

まとめ 

ゲルクッションを正しく使えば、腰痛対策や座り疲れの軽減に大きな効果が期待できます。

しかし、使い方を間違えたりメンテナンスを怠ったりすると、その効果は半減します。

毎日の座る時間を快適にするために、正しい使用方法とお手入れ方法を意識して、ゲルクッションの性能を最大限に活かしましょう。