EMS機器は、自宅で手軽に筋肉トレーニングやボディケアができる便利なアイテムです。その効果を最大限に発揮するためには、肌と電極をしっかり密着させる「EMSジェルシート」の粘着力が重要です。しかし、使用を重ねるうちに「粘着力が弱くなった」「肌にうまく密着しない」といったトラブルが発生することも。今回は、EMSジェルシートの粘着力が落ちた時の具体的な対処法と、長持ちさせるためのコツをご紹介します。

粘着力を回復させる方法

• 水拭き

粘着面に付着した皮脂や汚れを、清潔な手でぬるま湯を少量垂らしながらやさしく洗い流します。その後、風通しの良い日陰で自然乾燥させると粘着力がある程度戻ります。 

• 専用クリーナーの使用

EMSジェルシート専用のクリーニング液やスプレーを使うと、汚れを落としつつジェルの保湿もできます。

• 軽く指でならす

洗浄後、ジェル面を指で軽くならし、均一に整えると肌との密着度が向上します。

長持ちさせるための予防策

• 使用前の肌ケア

使用する前に肌を清潔にし、ローションやオイルを塗らないようにします。油分は粘着力を大きく低下させます。

• 正しい保管

使用後は付属の保護フィルムを必ず貼り、直射日光や高温多湿を避けた場所に保管します。 

• 定期的な交換

EMSジェルシートは消耗品です。粘着力が完全に戻らない場合は、メーカー推奨の使用期間（約20〜30回）を目安に交換しましょう。

まとめ 

EMSジェルシートの粘着力低下は、汚れ・乾燥・保管方法の影響が大きく、正しいケアである程度回復できます。ただし、完全に新品同様に戻すことは難しいため、日頃から肌やシートの清潔を保ち、保管方法に気をつけることが重要です。快適なEMSトレーニングを継続するためにも、メンテナンスと適切な交換を心がけましょう。