手作りナースポーチの作成方法とおすすめデザイン|看護師さん必見の実用&おしゃれガイド

医療現場で欠かせないアイテムのひとつが「ナースポーチ」です。ペンやハサミ、ミニノート、アルコール綿など、必要な物をすぐ取り出せるため業務効率が大幅にアップします。しかし、毎日使うナースポーチは、実は 雑菌が付着しやすいアイテム でもあります。
白衣やスクラブが清潔でも、ポーチが不衛生だと院内感染のリスクが高まり、患者さんだけでなく自分自身の健康にも影響が出る可能性があります。
この記事では、ナースポーチの衛生管理の重要性と、日々できるお手入れ方法、長く衛生的に保つためのポイント を詳しく解説します。
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なぜナースポーチの衛生管理が必要なのか
ナースポーチは、さまざまな場面で手に触れ、患者さんの近くで使用するため、手指と同じように汚染される可能性があります。
特に以下の場面では細菌やウイルスが付着しやすくなります。
• ベッド周りでの処置
• 患者さんに触れた後のメモ記入
• 医療器具や消毒綿の収納
• ポーチを床やカートに置く場面
こうした環境から雑菌が増殖する前に、定期的な清掃と衛生管理 が欠かせません。
日常的など衛生管理
●1. こまめな表面拭き
毎日最低1回は、アルコールや除菌シートを使って表面を拭き取ることが大切です。特にポケット周り、ファスナー部分は汚れが溜まりやすい部分。
●2. 手指消毒の前後に触る癖をつける
汚れた手でポーチを触ると、すぐに汚染されてしまいます。手指消毒後にポーチへ触る習慣をつけると、清潔を維持しやすくなります。
●3. 院内に持ち込む物は最低限に
ポーチ内に不要な物が多いほど汚れや雑菌が増えやすくなります。毎日ポーチの中身を見直し、必要最低限に絞ることが衛生面でも有効です。
ナースポーチを長く衛生的に保つコツ
●定期的な丸洗い
少なくとも1〜2週間に1回は、素材に合わせて洗浄することで、ニオイ・菌の繁殖を抑えることができます。
●複数のポーチをローテーション
毎日使うと劣化しやすく、汚れも蓄積するため、2~3個を使い回すと衛生管理が楽になります。
●専用のコーティング剤で保護
撥水コーティングを施すことで汚れの付着が軽減され、日々の拭き取りが簡単になります。
●ポーチを床に置かない
病院内で最も汚染されやすい場所。置かない習慣が清潔を守る鍵になります。
まとめ
ナースポーチは日々の業務に欠かせない便利アイテムですが、清潔に保つためには こまめな拭き取り・定期的な洗浄・中身の見直し が不可欠です。
素材に合ったお手入れ方法を選びつつ、衛生管理の意識を高めることで、ポーチも長持ちし、安心して業務に集中できるようになります。
毎日の小さな習慣が、患者さんの安全と自分自身の健康を守ることにつながります。
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