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ナースポーチと腰痛の関係|負担を減らすための選び方と工夫

 

 

 

 

 

 

 

看護師は日々、多くの道具を身につけて長時間動き続けるため、腰痛に悩まされる人が少なくありません。特に“ナースポーチ”は仕事の効率を上げる便利アイテムである一方、使い方や中身の量によっては腰への負担を増やす原因にもなります。本記事では、ナースポーチと腰痛の関係をわかりやすく解説し、実際に負担を減らすための工夫や正しい選び方を詳しく紹介します。腰痛予防しながら快適に働きたい方に役立つ内容です。

 

 

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ナースポーチが腰痛を招く理由

 

ナースポーチは必要な物をまとめて持ち運べて便利ですが、ペンライト、ハサミ、手帳、アルコール綿、鍵などを入れると意外と重くなります。重いナースポーチを腰や骨盤付近に固定すると、その重みが片側に偏り、腰椎に負担がかかりやすくなることが腰痛の大きな原因です。また、歩くたびに揺れたり、位置が低い場合は体のバランスが崩れ、慢性的な腰痛につながることもあります。

 

 

 

 

 

腰痛予防のための選び方

 

腰の負担を減らすには、まずポーチそのものを見直すことが重要です。 

 

軽量素材のナースポーチを選ぶ:PVCや布素材よりナイロン系の軽量タイプがおすすめ。

 

ウエストポーチよりショルダータイプへ変更:重さを分散でき、腰への負担が軽減。

 

ポケット構造がシンプルなもの:詰め込みすぎを防げます。

 

また、ベルト幅が細いポーチは体に食い込みやすく痛みの元になるため、太めベルトの方がストレスが少ないです。

 

 

 

負担を減らすための工夫

 

ナースポーチは使い方次第で腰痛を大幅に予防できます。

 

① 中身の見直し

毎日使うものだけ入れ、使わない物はロッカーへ。重さが半分になるだけで腰の負担は大きく変わります。

 

② 位置を調整する

ポーチを腰の横ではなく、やや前寄りに装着すると左右の偏りが少なくなります。また、ポーチの位置が低いと揺れが大きくなるため、なるべく高め位置で固定するのがポイントです。

 

③ こまめなストレッチを習慣化

休憩時間に腰回りのストレッチを取り入れることで、筋肉が固まりにくくなり腰痛予防に効果的です。特に腸腰筋・臀部周りをゆるめるストレッチがおすすめ。

 

④ 仕事中の姿勢を意識する

ポーチが重いと無意識に身体が傾くため、背筋を伸ばし肩の力を抜く姿勢を心がけましょう。

 

 

 

 

まとめ

 

ナースポーチと腰痛には深い関係があり、重さや装着方法によって腰への負担が大きく変わります。

軽量ポーチの選び方、中身の見直し、ポーチ位置の調整、そしてストレッチや姿勢改善などを実践することで、毎日の腰痛リスクを確実に減らせます。仕事を快適に続けるためにも、自分の身体に合ったナースポーチと上手な使い方を意識していきましょう。

 

 

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