赤ちゃんが生まれてから、授乳は1日に何度も必要な大切な時間です。特に夜間や外出先でのミルク作りに苦労しているパパ・ママも多いのではないでしょうか？

そんな育児中の強い味方が「哺乳瓶ウォーマー」です。ミルクを人肌程度の温度に素早く温めてくれる便利な家電ですが、正しい使い方と注意点を知らないまま使うと、事故や健康リスクにつながることもあります。

今回は、哺乳瓶ウォーマーの基本的な使い方から、安全に使うためのポイント、さらに選び方まで、育児初心者の方にもわかりやすく解説します。

哺乳瓶ウォーマーの基本的な使い方

1. ウォーマーに水を入れる

機種ごとに指定の水量があるので、必ず説明書を確認してください。

2. 哺乳瓶をセット

ガラス製・プラスチック製など、使用できる素材かどうかもチェック。

3. 温めモードを選択

一般的には「ミルク」「母乳」「保温」などのモードがあり、内容に応じて使い分けます。

4. 温まったら温度チェック

哺乳瓶を軽く振り、手の甲などで温度を確認してから赤ちゃんに与えましょう。

使用時の注意点

■ ミルクの温めすぎに注意

ミルクは約40℃（人肌程度）が理想。温めすぎると、赤ちゃんがやけどする危険性があるだけでなく、母乳の場合は栄養成分が損なわれることもあります。

■ 一度温めたミルクの再加熱はNG

再加熱は雑菌繁殖の原因になります。飲み残しはもったいなくても必ず破棄しましょう。

■ 使用後の掃除を怠らない

水タンクに残った水は毎回捨てて、湿気を取り除いて乾燥させましょう。月に1～2回、クエン酸などで内部洗浄するのもおすすめです。

■ 空焚き防止

水が入っていない状態でスイッチを入れると空焚きになり、故障や発火のリスクが高まります。使用前には必ず水量を確認しましょう。

まとめ

哺乳瓶ウォーマーは、ミルク作りをサポートしてくれる便利なアイテムですが、安全に使うためには正しい使用方法と基本的な注意点を理解することが大切です。

特に、「温度管理」「再加熱NG」「定期的な掃除」は、安全使用の3大ポイント。これらを守れば、赤ちゃんに安心してミルクをあげることができ、ママ・パパの育児ストレスも軽減されるでしょう。