地震や台風、豪雨など、日本では自然災害が頻発しています。そんなときに困るのが「トイレ問題」です。水道が使えず、トイレが流れない状態になると、健康面や衛生面にも大きな影響を及ぼします。だからこそ、非常用トイレの備蓄は災害対策として欠かせません。

この記事では、非常用トイレの備蓄は何日分必要か？について、家族構成ごとに具体的な目安と計算方法を解説します。災害時に慌てないための準備として、ぜひ最後までご覧ください。

必要な日数枚数は？

内閣府や自治体の防災ガイドラインでは、「最低3日分、できれば7日分」の備蓄が推奨されています。これは支援物資が届くまでの目安です。

家族構成別の備蓄計算例

・1人暮らしの場合：

1日5回 × 7日 = 35回分の非常用トイレが必要

・夫婦2人の場合：

5回 × 2人 × 7日 = 70回分 

・4人家族（大人2人＋子ども2人）の場合：

（5回 × 2人）＋（4回 × 2人）= 18回／日

18回 × 7日 = 126回分

※子どもは大人より回数が少ないと想定。

■ 計算方法のポイント

• 1人あたり1日5回が目安

• 余裕を持って1～2日分多めに備蓄するのが理想

• 高齢者や乳幼児がいる場合は、使用回数が増える可能性があるため、10～20％多めに準備を

まとめ 

災害時に快適な生活を守るには、非常用トイレの備蓄は不可欠です。

最低でも1人あたり1日5回分×7日分＝35回分を目安に、家族構成に応じて必要量を計算しておきましょう。備蓄量に迷ったら、少し多めに用意しておくと安心です。