腰痛に悩む方にとって、腰痛ベルト（腰サポーター）は日常生活や仕事、スポーツ時の心強い味方です。しかし「ベルトを着けているのに効果を感じない」「逆に違和感や痛みが出る」といった悩みを抱える人も少なくありません。

その原因の多くは、サイズや着用方法が適切でないことにあります。この記事では、自分に合った腰痛ベルトの選び方と、快適に使うためのフィッティングガイドをご紹介します。

サイズの測り方

腰痛ベルトのサイズは「ウエスト」ではなく骨盤周りのサイズ（骨盤周径）で選ぶのが一般的です。以下の手順で測定しましょう。

1. メジャーを用意する（できれば柔らかい布製のもの）

2. おへその少し下あたりの骨盤周辺に沿わせる

3. 無理に引っ張らず、自然な姿勢で測る

多くの製品では、S・M・L・LLなどのサイズ表が用意されていますので、メーカーのサイズガイドと照らし合わせて選びましょう。

フィッティングのポイント

• 立った状態で装着する：

姿勢が自然で、最もフィットしやすい。

• 骨盤を中心に固定する：

腰よりもやや下、骨盤全体を包むように。

• 締め付けすぎない：

手のひらが1枚分入る程度が理想。

また、長時間の連続使用は避け、必要な時に装着するのがベストです。使用中に痛みや違和感がある場合は、サイズや装着位置を見直しましょう。

まとめ 

腰痛ベルトは、サイズ選びと装着方法が非常に重要です。間違った使い方をすると、かえって体に悪影響を及ぼすことも。正しくフィットするベルトを選び、腰をしっかりサポートすることで、日常生活の質が大きく向上します。骨盤周囲を正しく測定し、自分の体型に合った製品を選ぶことが腰痛軽減への第一歩です。