自宅で手軽に筋肉を刺激できるEMS機器。ダイエットや筋トレ、美容目的で活用している方も多いのではないでしょうか。そんなEMS機器の効果をしっかり得るために欠かせないのが「ジェルシート」の存在です。しかし、「すぐ粘着力がなくなってしまう」「何回も交換するのはコスパが悪い」といった声もよく聞かれます。

実は、EMSジェルシートは保管方法ひとつで粘着力の持ちが大きく変わります。この記事では、EMSジェルシートの粘着力を長持ちさせる保管方法のコツをご紹介します。

EMSジェルシートとは？

EMSジェルシートは、電極パッドと肌の間に貼ることで電流の伝導効率を高め、同時に肌を保護する役割も果たしています。このジェル部分が粘着力を持っており、肌にしっかり密着することで効果を最大限に発揮します。

しかし、ジェルシートは繰り返し使ううちに粘着力が落ちてしまう消耗品。正しい使い方と保管方法を守らないと、数回の使用で効果が激減してしまうこともあります。

粘着力を長持ちさせる保管のコツ

1. 使用後はすぐに保護フィルムを戻す

　使用後のジェルシートは乾燥が大敵。元々ついていた保護フィルムを毎回きちんと貼り直すことで、空気との接触を最小限に抑え、乾燥を防ぎます。

2. 清潔な状態で保管する

　ジェル面にホコリや皮脂が付着すると粘着力が低下します。使用前後は手を清潔に保ち、貼り付ける肌もきれいに拭いておきましょう。保管時も、汚れの少ない場所に置くことが大切です。

3. 冷暗所での保管がベスト

　直射日光や高温多湿はジェル成分の劣化を早める原因になります。冷蔵庫に入れる必要はありませんが、できるだけ涼しく暗い場所で保管しましょう。

4. 密閉できるジップ袋などに入れる

　空気の乾燥から守るために、ジップロックなどの密閉袋に入れて保管するのもおすすめ。乾燥剤を一緒に入れると、湿気対策にもなります。

5. 使用頻度をコントロールする

　毎日連続で使用すると、摩耗が早くなります。1日おきに使うなど、パッドを休ませる時間を設けることで粘着力の劣化を緩やかにできます。

まとめ 

EMSジェルシートの粘着力を長持ちさせるには、正しい保管方法が鍵です。使用後の丁寧な取り扱いや冷暗所での保管、保護フィルムの活用、そして密閉袋の使用など、少しの工夫でジェルシートの寿命は格段に延びます。

買い替えの頻度が減ればコストパフォーマンスも向上し、EMS機器の効果をしっかりと感じられるようになります。ぜひ今日から実践してみてください。