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スリングの安全な使い方|赤ちゃんを守る正しい抱き方とNG行動

 

 

 

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんとの外出に欠かせない「スリング(抱っこ紐)」。手軽に使えて密着感が高く、ママ・パパとの安心したスキンシップをサポートしてくれる人気アイテムです。しかし、正しい抱き方を知らないまま使用すると、赤ちゃんの呼吸を妨げたり、転落の原因になったりすることがあります。スリングは便利な一方で、安全な使い方を理解していないと事故につながりやすい抱っこ紐でもあります。この記事では、スリングを初めて使う方でも安心できるように、プロが推奨する「スリングの安全な使い方」と「やってはいけないNG使用法」を詳しくまとめました。

 

 

 

 

正しい早着手順

 

1. リング部分を肩のやや前側に配置

肩の真横・もしくは少し前に位置させることで、赤ちゃんの重さを分散しやすくなります。

 

2. 布を広げてシワを伸ばす

ねじれや折れがあると圧が一点にかかり、赤ちゃんが不安定に。

 

3. 座面となる布をしっかり確保

赤ちゃんのおしりから膝裏まで支える“ハンモック状”のシートが必須。

 

4. リングを引き締めてフィット調整

布をゆっくり引き締め、赤ちゃんが自分の胸にキスできる高さになるよう調整します。

 

 

 

 

やってはいけないNG使用方法

 

• ❌ 顔が布で埋まる抱き方(最も事故が多い)

 

• ❌ 首すわり前の赤ちゃんを立て抱きで長時間使用

 

• ❌ 抱っこしながら走る、階段を急いで下りる

 

• ❌ リングが背中側に回ってしまう装着

 

• ❌ ルーズな抱き方(ぐらつき・転落の原因)

 

スリングは「楽に見える装着でも実は緩んでいる」ケースが多く、使用前後に必ず引き締め調整を行うことが大切です。

 

 

 

 

安全に使うためのチェックリスト

 

• □ 赤ちゃんの顔・鼻・口が見えている

• □ 背中がCカーブで安定

• □ リングは肩の前方

• □ 布にねじれがない

• □ 使用中も5〜10分おきに呼吸チェック

• □ 授乳後は必ず姿勢を整え直す

 

 

 

まとめ

 

スリングは正しい使い方さえ守れば、赤ちゃんとの密着感や快適さは抱っこ紐の中でもトップクラスです。しかし、使い方を誤ると、呼吸トラブルや転落など大きなリスクにつながります。ポイントは、密着・視界・姿勢・リング位置の4つを意識すること。特に新生児期は慎重に、こまめな呼吸チェックを忘れずに行いましょう。安全な使い方を知っていれば、スリングは育児を大きく助けてくれる心強い味方になります。

 

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